常滑焼の話
こんばんは!
本日は常滑焼について書きます。
常滑焼
常滑というと、東海地方にお住いの方は空港を連想するかもしれません。でも、この街は古くから焼きもので有名な街なのです。常滑焼という名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
愛知県知多半島で作られる常滑焼は日本の器の産地の中でも特に古い歴史を持ちます。
古くから全国に販路を持つ大規模な窯場で、全国各地で常滑焼の壺やかめが発掘されています。古くから時代に合わせて日用品を作ってきました。
特徴
常滑焼の象徴「朱泥焼」
江戸時代後期、土の特性を生かした朱泥焼きが誕生しました。鉄分の多い土を成形し、低温で焼き、酸化炎で焼きあげることで鮮やかな朱色に仕上がります。使い込むほど、光沢が出てきます。
六古窯の中でも大規模!釉薬を使わない焼締
常滑焼は釉薬を使わず素地を形成したと火で焼しめて作られます。釉薬は陶器や時期の表面を覆うガラス質の部分です。低温でもしっかり焼けるそうです。中世から現在まで器作りを途絶えることなく続いてきた産地です。備前、信楽、越前、丹波、瀬戸そして常滑が六古窯として残っています。
風情ある町並みを楽しもう。
常滑は風情ある焼き物の町です。散策も楽しいと思います。写真は土管坂です。そのほかにも、煉瓦造りの煙突など独特の雰囲気のある町並みを楽しめると思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。