2020-09-29 古くから続く日本の焼き物 六古窯 器のあれこれ 器の種類 こんばんは。 本日は六古窯について書きます。6つの古い窯と書いてろっこようと読みます。器の話をしているとよく出てくるワードです。 六古窯とは中世(平安末期~安土桃山時代)から現在まで約900年以上途絶えることなく器を焼き続いている窯のことを指します。全国に6箇所あります。特定の窯元ではなく、窯のある地域を指しています。中国や朝鮮半島から渡来した技術とは区別され、日本生まれの日本育ちの焼き物です。 ・備前焼(岡山県備前市伊部) ・瀬戸焼(愛知県瀬戸市) ・信楽焼(滋賀県甲賀市) ・越前焼(福井県丹正郡越前町) ・常滑焼(愛知県常滑市) ・丹波焼(兵庫県丹波篠山市) 上記の6つが現代まで続く窯がある産地です。瀬戸焼以外は焼締(土を形成して、高温で焼きあげた器。釉薬を使っていない。)が有名な産地です。 本日もご覧いただきありがとうございました。