大分県 小鹿田焼
こんばんは!
小鹿田焼
小鹿田焼は大分県日田市で焼かれる陶器です。1995年に重要無形文化財に指定されています。
特徴
かんなで細かく幾何学模様を刻んでいます。昔懐かしいようなモダンな雰囲気が漂う不思議なデザインだなというのが正直な感想です。
面白いことに、装飾の技法は江戸時代から300年の間ほぼ変わらないそうです。これはすごいことですね。窯元の中には世襲制を取っているところもあるようで、大切に技法が受け継がれています。
うち刷毛目
焼く前のお皿の表面に花びらのような柔らかな模様を表現しています。アンモナイトみたいですね。
飛びかんな
お皿の内面にリズミカルに刻まれた帯状の模様です。
小鹿田焼は民芸運動によってその名が知れ渡りました。多くの焼き物の産地が時代の影響を受けながら変化していく中で、その特徴をほぼ変えずに続けてきたことは素晴らしいことだと思います。
コロナが収まったら九州の陶器の産地をゆっくり回りたいです。いつになるやら…
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