あれこれぼやきたい。

30すぎてハロプロにハマった女の日常

飛騨高山の旅 飛騨春慶

f:id:kappadear:20190822192721j:plain 

こんばんは!本日は岐阜県の伝統工芸品飛騨春慶について書きます。2019年7月、飛騨、高山へ旅行しました。旅の目的は小糸焼、飛騨春慶を手に入れることでした。

 

春慶塗り

春慶塗りとは、漆塗りの技法のことを言います。産地の名前が先に来て〇〇春慶と呼ばれます。飛騨高山は産地の1つです。飛騨のほかには能代春慶(秋田)、粟の春慶(茨城)、伊勢春慶(三重)などが産地として有名です。私は飛騨春慶しか実物を見たことがないので、産地別の特徴は知りません。春慶で検索すると飛騨春慶が出てくるので、飛騨春慶が一番有名かもしれません。

飛騨春慶

木目の美しさを残し、朱色~茶色の漆で仕上げた飛騨春慶。飛騨春慶は飛騨高山で作られる伝統工芸品です。漆器をよく見ると透明感のある漆の下に木の木目が見えます。漆の色はキャメル~朱色が多いです。

ふとした時に手にした雑誌で偶然特集されていた飛騨春慶。初めてその存在を知った時。こんなに美しい漆塗りの食器が日本にあるんだと感動したのを覚えています。木目、漆の色の濃淡が違うため1つとして同じものはありません。インターネットで選ぶより、手にとって見ることをお勧めします。漆器店もあれば、高山のお土産屋でもたくさん見ました。

f:id:kappadear:20190822192615j:plain

飛騨春慶には、本物として写真左下にあるようなシールが貼られています。

手に入れたのは

f:id:kappadear:20210628191443j:plain 

私は朱色が濃い作品を手に入れました。この飛騨春慶、私は重箱みたいに使ったり、和菓子を入れたりします。時間が経つにつれ、漆が酸化されて色合いが変化するそうです。使うだけで特別な感じを演出してくれるお気に入りの器です。もし、飛騨高山を旅する際は飛騨春慶もチェックしてみてください。お値段はお高いものもあれば、リーズナブルなものまでたくさんあります。

 本日もご覧いただきありがとうございました。