文様のはなし② 鶴とかめ
こんばんは!
鶴と亀。これまた、おめでたい日のシンボルとして日本の文化に定着していますね。
よく聞くように、鶴は一千年、亀は万年というようにどちらも長寿の象徴です。中国の古典より伝わりました。
鶴【長寿、夫婦円満】
純白の羽毛やその美しい佇まいから吉祥を表す鳥として平安時代から文様化されてきました。
鶴の文様にはいろんなパターンがあります。亀や松と組み合わせたり、群れで飛び立つ姿が描かれたり、波と一緒に描かれたりします。 七福神の1人、長寿を象徴する福禄寿は鶴を連れた姿で描かれます。
かめ【長寿】
万年の寿命をもつとされる生き物です。古くは弥生時代の銅鐸にも刻まれています。
亀の甲羅を表した亀甲文様もよく見られる文様です。亀の甲羅のように身を守ることで、長寿や健康を願う意味が込められています。
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