あれこれぼやきたい。

30すぎてハロプロにハマった女の日常

夏の終わりに

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こんばんは。

今年は梅雨が長かったせいか、夏がとても短かく感じました。そして暑さがすごくて、何をするにもゆっくりしていたように感じます。夏用の抹茶碗も棚にしまったままでした。抹茶を点てる気分ではなかったのです。せっかくなので、8月最後の日に点ててみました。

夏茶碗の特徴は形と絵柄で区別します。形は通年用のものと比べ、飲み口が広がっています。お茶を早く冷めるようにするためです。絵柄は紫陽花や朝顔などの夏の花、波模様、青海波は夏茶碗に描かれる絵柄で、このシーズンによく登場します。

 お供には虎屋の夜の梅をチョイスしました。梅イコール冬なのですが、美味しいからよしとしましょう。パッケージは夏仕様で可愛らしかったです。熱帯魚が泳いでいます。

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夜の梅という名前は羊羹の切断面に現れるあずきの粒が白く、闇夜に浮かぶ梅の花のように見えることからこの名前がついたそうです。ロマンチックですね。

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私は羊羹というと夜の梅と、栗蒸し羊羹が大好きです。もう少しすれば栗!それを楽しみに生きています。今年もまだまだ暑い日が続きます。体に気をつけてお過ごしください。

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

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たった3ステップ! 簡単だけど陶器に欠かせないお手入れとは?

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陶器は磁器と違い水を吸う性質があるため、少々お手入れが必要になります。コアな陶器ファンの中には器を育てるという表現をし、お手入れをしながら経年変化を楽しむ方もいらっしゃいます。

 

目止めとは?

目止めというのは、米ぬかのデンプンで陶器の表面にある小さな穴を塞ぐ作業のことを言います。陶器は使う前に目止めをする必要があります。なぜかというと陶器は表面に無数の小さな穴があります。この穴を埋めることで、料理を盛り付けたときお皿への染み込みや匂い移りを軽減することができるのです。

 

 

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目止めの方法はたった3ステップ!

1.米のとぎ汁を沸騰させる

器がすっぽり入る大きさの鍋と十分な量のとぎ汁を用意しておきましょう。鍋にとぎ汁を入れ沸騰したら火を切ります。

2.器をとぎ汁にひたす

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器を米のとぎ汁に浸します。とぎ汁の温度が手で触れるくらいになるまで待ちます。写真はイメージです。

3.取り出して乾燥

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取り出したばかりの器は表面にぬめりがあります。ぬめりを洗い流し、風通しの良い場所でよく乾燥させてからしまいましょう。

陶器に油や色素は大敵!?

「カレーとポタージュの夕食」の写真

陶器は磁器と比べ隙間が多いため料理の成分がしみやすいです。特に油や色素は一度しみてしまうと取れないこともあります。特に粉引などの器は水や汚れなどを吸いやすいので注意が必要です。どうしても使いたい場合は紙を敷く、はっぱを敷くなどお皿と料理の間にワンクッション置くことをおすすめします(これでも完全に防げるわけではありません)。カレーがなぜ金属のお皿に盛り付けるかなんとなく分かりますよね。

最近は陶器といって種類も様々です。磁器のように表面が滑らかなものも多いため、必ずしも油ものをのせてはいけないわけではありません。気になる場合は、購入の際に店員さんに尋ねてみるといいでしょう。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

磁器と陶器はどう違う?

普段何気なく使っているお皿ですが、磁器と陶器と違いがあることをご存知でしょうか?

見た目も性質にも大きな違いがあります。

 磁器と陶器 どうやって見分ける?

触り心地、厚み、音がポイント!

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磁器の厚みは全体的に金ーで表面はツルツルしています。指ではじくとキーンと高い音がします。光を通しますが、吸水性はありません。一方、陶器は器に厚みがあり、全体的に多少の凹凸が見られます。指で弾くとコンっと鈍い音がします。光を通さず、吸水性があります。一言で言ってしまうと、磁器はクールなキリッとした雰囲気、陶器は厚みがあって温かみのある雰囲気を持っています。では同じ土を作って焼いているのになぜこのような差が生まれるのでしょうか。大きな違いは使う土と焼くときの炎の温度によります。

磁器と陶器の違いは何で決まる?

土に含まれる成分と窯の中の炎の温度で決まります。磁器は陶石粘土や石灰などを混ぜたものが材料です。1300度前後で焼きます。下絵付けや上絵付けによって色彩をつけることが多いです。一方、陶器は陶器が主な材料です。そして1100~1200度の温度で焼き上げます。材料の土の色や釉薬で器の表情を作ります。焼き物は高温で焼くときに、土に含まれるケイ酸が溶けガラス状になり器の表面を覆い隙間を埋めます。

土に含まれるケイ酸、その他の成分の量は産地により異なります。また、焼き上げるときの温度によって出来上がるガラスの量も変わります。生じるガラスの量が最も多いものが磁器、次に陶器、最も少ないものが土器です。土器は隙間だらけなので水漏れしやすいそうです。陶器は少し隙間があるため、磁器よりお手入れをする必要があります。

 

陶器と磁器の違いを最もよくわかるのは、器が割れたときだという人もいます。磁器はガラスのような透き通った断片、陶器は土状になっているはずです。お皿を割ってしまうのはとっても残念なことですが、観察すれば少しは気が晴れるかもしれません…

 

最後に

お手入れが簡単なものがいい、クールな洗練された器が好きな方は磁器を、個性の光る自分だけの器を育てたい方は陶器を選ぶといいでしょう。もし、食器選びに迷ったら参考にしてみてくださいね。

 

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