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30すぎてハロプロにハマった女の日常

たった3ステップ! 簡単だけど陶器に欠かせないお手入れとは?

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陶器は磁器と違い水を吸う性質があるため、少々お手入れが必要になります。コアな陶器ファンの中には器を育てるという表現をし、お手入れをしながら経年変化を楽しむ方もいらっしゃいます。

 

目止めとは?

目止めというのは、米ぬかのデンプンで陶器の表面にある小さな穴を塞ぐ作業のことを言います。陶器は使う前に目止めをする必要があります。なぜかというと陶器は表面に無数の小さな穴があります。この穴を埋めることで、料理を盛り付けたときお皿への染み込みや匂い移りを軽減することができるのです。

 

 

kappadear.hatenadiary.com

 

目止めの方法はたった3ステップ!

1.米のとぎ汁を沸騰させる

器がすっぽり入る大きさの鍋と十分な量のとぎ汁を用意しておきましょう。鍋にとぎ汁を入れ沸騰したら火を切ります。

2.器をとぎ汁にひたす

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器を米のとぎ汁に浸します。とぎ汁の温度が手で触れるくらいになるまで待ちます。写真はイメージです。

3.取り出して乾燥

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取り出したばかりの器は表面にぬめりがあります。ぬめりを洗い流し、風通しの良い場所でよく乾燥させてからしまいましょう。

陶器に油や色素は大敵!?

「カレーとポタージュの夕食」の写真

陶器は磁器と比べ隙間が多いため料理の成分がしみやすいです。特に油や色素は一度しみてしまうと取れないこともあります。特に粉引などの器は水や汚れなどを吸いやすいので注意が必要です。どうしても使いたい場合は紙を敷く、はっぱを敷くなどお皿と料理の間にワンクッション置くことをおすすめします(これでも完全に防げるわけではありません)。カレーがなぜ金属のお皿に盛り付けるかなんとなく分かりますよね。

最近は陶器といって種類も様々です。磁器のように表面が滑らかなものも多いため、必ずしも油ものをのせてはいけないわけではありません。気になる場合は、購入の際に店員さんに尋ねてみるといいでしょう。

 

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