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バナナはストレス社会の強い味方?!GABAって何者?

こんばんは!本日もバナナの話になります。最近バナナのパッケージにGABAという文字を目にするんですよね。GABA(ギャバ)って一体なんなんでしょう。私が高校生くらいの時にチョコレートでメンタルケアするギャバチョコレートが流行ったのを思い出しました。今日はこのGABAの正体に迫ります!

GABAとは?

GABAは神経伝達物質の1つでGamma-Amino Butyric Acid(γ-アミノ酪酸)の略で、ギャバとよばれています。主な効果は脳の興奮を抑えることです。体が落ち着いた状態にあるので血圧を下げる、睡眠の質をよくする、集中力が上がるなどの効果が報告されています。

GABAは私たちの味方!現代人はストレスまみれ?

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現代人のほとんどが強いストレスにさらされています。自律神経の乱れという言葉を耳にしたことはあるでしょうか?自律神経は循環器や消化器など体の活動を調整しており、私たちの意思とは関係なく24時間働き続けます。自律神経には体が活動的にする交感神経と安静的に保つ副交感神経があります。この2つの神経が切り替わることで体は活動(緊張)と安静のバランスをとっています。この2つの神経の切りかえがうまく行われない状態を自律神経が乱れるといい、不眠やイライラ、倦怠感などの体調不良につながると言われています。長時間労働や職場への不安など自律神経が乱れる原因はたくさんあります。GABAは活動状態を落ち着かせる働きをするので、ストレスを緩和する強い味方かもしれませんね。

GABAは一日どのくらい取ればいい?

血圧を下げるためには1日12.3mgのGABAをとる必要があります。バナナの場合、可食部120g(1~3本)あたり6.2mgのGABAをとれるそうです。この数字が1つの目安になりそうですね。

www.dole.co.jp

doleのホームページにとてもわかりやすく説明されていました。しかし、バナナはカリウムも多く含むので食べ過ぎは注意ですよ!

GABAを含む食品には何がある?

緑黄色野菜のスムージーの写真

GABAは神経伝達物質として動物に存在していますが、植物にも多く含まれています。細菌や酵母ももちろん体内に作ってます。野菜ではトマト、アスパラガス、豆類などが知られています。そのほかにもチョコレート、チーズやキムチなどの発酵食品にも含まれています。最近は機能性表示食品としてメロンやパプリカが届出を受理されたそうです。GABAが入っているなんて意外ですよね!

www.entstore.co.jp

以下参考程度ですが、GABAの食事元になる食材です。なんだか見たことない花みたいなものもありますね。

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Nutrients | Free Full-Text | Dietary Neurotransmitters: A Narrative Review on Current Knowledge

www.mdpi.com

最後に

GABAは食品からとっても自律神経にいい影響を与えてくれそうですね。バナナに限らず積極的に野菜や果物を食べて元気に過ごしたいものですね。私最近トマトやバナナをたくさん食べていますが、睡眠の質が上がった気がします。春眠暁を覚えずにならないように気をつけます。本日もご覧いただきありがとうございました。