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夏を涼しく過ごすなら足下から!和紙から作られた靴下がオススメ!

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夏が近づき、暑くてジメジメした日が増えてきましたね。そんな時だからこそ、身につけるものを工夫して快適に過ごしたいものです。

最近ではクール〇〇やドライ〇〇など、夏用衣類に適した様々な機能素材が出ていますが、天然高機能素材に和紙という選択肢があるって知ってましたか?

え?紙なんて洗えないでしょ!?って思いますよね。私も最初はそう思いました。でもいわゆる普通の紙(洋紙)と和紙は全く違うもので、和紙で作った衣類は洗濯機で普通に洗えます。例えば、日本のお札も和紙でできていますが、ポケットに入れたままうっかり洗濯してしまっても、破けることはほとんどありませんよね。そのくらい和紙は丈夫な素材です。

 今回は、ジメジメした夏をサラッと快適に過ごせる機能素材、和紙を紹介します。

 

そもそも和紙って?

身近にある普通の紙=洋紙は木材パルプからできていますが、伝統的な和紙は楮(こうぞ)、みつまた、雁皮(がんぴ)などの植物から作られます。衣類用の和紙の原料はマニラ麻からとれる繊維を複雑に絡めて作られたものです。これらの植物の繊維はいずれも長くて強いので、丈夫な和紙ができるんです。

※”マニラ麻はバナナに似た植物で、リネンなどの麻とは違いますが、繊維の性質は似ています。

 和紙から糸を作る

和紙といえば「障子の紙?」くらいしか思いつかないかもしれません。では一枚の和紙がどうやって糸になるのでしょうか。

 まずは和紙を短冊状に細く切り、それらを撚っていくことで、1本の細い和紙糸にしていきます。この時、ポリエステルなどを一緒に撚り込むことで、和紙の特性を生かしたまま洗濯性を向上させることができるので、多くの和紙素材の製品は和紙50%ポリエステル50%などの構成になっています。あとは通常の糸と同じように、編んだり、布にして衣類に使います。

 和紙の機能性

 和紙素材の特性はまず丈夫なこと、そして一本一本の繊維に無数の小さな穴が開いている多孔質なので、軽く、通気性・速乾性に優れ、さらに消臭機能もあります。軽い、蒸れない、臭わない、といいことだらけなので、過酷な環境に晒される自衛隊の靴下にも採用されているそうです。

最近では和紙を使った様々な衣類が販売されてきていますが、おすすめは、やはり靴下です。ザラッとした独特の肌触り、抜群の清涼感は靴下に求められる機能そのもの。比較的安価に入手できるのでコスパが良く、高機能素材を手軽に体験できる点も高ポイントです。

足は一日にコップ1杯(200 mL)もの汗をかくと言われています。靴下は一日中肌に直接触れるものですし、季節に合わせて靴下もチェンジして、毎日快適に過ごしたいですよね。

夏はリネンの靴下もオススメですが、今年は和紙という選択肢も加えてみてはいかがでしょうか? 

参考までに

tabio.com

tabio.com

factelier.com

www.murasaki.jp

本日もご覧いただきありがとうございました。