文様の話 青海波
こんばんは!
文様の話です。今日は青海波について書きます。青い海の波と書き、せいがいはと呼びます。
この模様は大小の半円を重ねて描かれており、海の穏やかな海面の様子を描いています。
私は小さい頃青海波をよく目にしていました。というのも、祖母の家の近くにあった乾物屋さんでは、買い物をすると青海波のデザイン紙に商品を包んでくれました。昔は海からの恩恵や船路の無事を願う意味を込めて、青海波は使われていたようです。だから海産物を扱うお店の包み紙も青海波だったのは納得がいきますね。
現在では、穏やかな海面を描く青海波は末長く続く平穏という意味が強く結婚式の引き出物などにも使われているそうです。波模様にはへの字がかさなった小波、波を巴状に描いた波巴などもあります。
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ズッキーニのピクルスは最強だった
こんばんは!久しぶりの更新になってしまいました。
寒さが本格的になってきました。真冬のコートの出番がやってきました。
さて、最近私はピクルスをつけるのにはまっています。なぜかこの寒い時期に、冷たい漬物にハマるという不思議。しかし、好きな時に食べれられて余った野菜を気軽につけられるのでハマってしまいました。
これまで、きゅうり、大根、カリフラワー、トマト、パプリカ、ズッキーニなどいろんな野菜を酢漬けにしてみましたが、ダントツのお気に入りはズッキーニです。
なぜズッキーニが1番かというと…
食感の良さとズッキーニの香りが絶妙だからです。噛んだ瞬間、酢の風味の後に程よくズッキーニの香りがやってきます。少し香りのある野菜の方が酢と風味がマッチするのかもしれません。他にも大根とパプリカもお気に入りです。この2つも食べた時に酢の風味の後に、野菜の香りが残っています。特に大根は、大根臭が減って、食感はそのままという食べやすい仕上がりになりました。
逆にあんまり好みでなかった野菜はきゅうりとミニトマトです。きゅうりはビネガーにつけた後、時間が経つにつれ酢のカドが立ったような味がするのでちょっと苦手でした。味が染み込み過ぎている気がします。また、トマトは瓶の中で潰れてしまったこと、酢とトマトの味がなじまなかった理由から、個人的に見た目と微妙な風味が残念に思えました。
下の材料を鍋に加え沸騰させてピクルスビネガーとして使っています。
酢 200cc
水 180cc
砂糖 大さじ3
塩小さじ2
クレージーソルト 適量
調べてみると、レシピは様々で、フェンネルやマスタードシードを加えるレシピからスパイスは一切なしというものまで色々ありました。お酢もスパイスも何を選ぶかで仕上がりに差が出てきそうですが、きっと美味しいものができると思います。
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常滑焼の話
こんばんは!
本日は常滑焼について書きます。
常滑焼
常滑というと、東海地方にお住いの方は空港を連想するかもしれません。でも、この街は古くから焼きもので有名な街なのです。常滑焼という名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
愛知県知多半島で作られる常滑焼は日本の器の産地の中でも特に古い歴史を持ちます。
古くから全国に販路を持つ大規模な窯場で、全国各地で常滑焼の壺やかめが発掘されています。古くから時代に合わせて日用品を作ってきました。
特徴
常滑焼の象徴「朱泥焼」
江戸時代後期、土の特性を生かした朱泥焼きが誕生しました。鉄分の多い土を成形し、低温で焼き、酸化炎で焼きあげることで鮮やかな朱色に仕上がります。使い込むほど、光沢が出てきます。
六古窯の中でも大規模!釉薬を使わない焼締
常滑焼は釉薬を使わず素地を形成したと火で焼しめて作られます。釉薬は陶器や時期の表面を覆うガラス質の部分です。低温でもしっかり焼けるそうです。中世から現在まで器作りを途絶えることなく続いてきた産地です。備前、信楽、越前、丹波、瀬戸そして常滑が六古窯として残っています。
風情ある町並みを楽しもう。
常滑は風情ある焼き物の町です。散策も楽しいと思います。写真は土管坂です。そのほかにも、煉瓦造りの煙突など独特の雰囲気のある町並みを楽しめると思います。
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